ホームページが必要だとはわかっていても、いざ準備しようとすると予想以上に費用がかかってしまうことがわかり驚きますよね。
- ホームページ制作費
- サーバー費用
- 維持費・更新費
ここでは、ホームページの制作費用や維持に関わる費用などが高いと感じてしまうときにどうすればいいかを解説していきます。
ホームページの制作費用はどうして高いのか?
まずはそもそも、ホームページの費用はどうしてこうも高いのでしょうか。
WEB TARO | Web制作会社 | |
---|---|---|
ホームページ 制作費用 | 高くて 20〜30万円 | だいたい 100〜150万円 |
こちらは、WEB TAROのホームページ制作費と一般的なWeb制作会社の制作費を比較したものです。
このように比べると、WEB TAROの制作費は安く見えますが、ホームページ1つにそれなりの費用がかかってしまうことには変わりありません。
まずは、なぜホームページの制作費用が高額なのかを解説していきます。
理由1. 専門的なスキルだから
ホームページを制作するには、それなりの専門的なスキルが必要になります。
- Webデザイン
- HTML/CSSコーディング
- ドメイン・サーバー管理
などの技術や知識が必要になるでしょう。
そのスキルや知識を身につけるにはそれなりの時間がかかります。
誰もが簡単にできるホームページ制作ではないからこそ、その希少価値は上がっているのです。
理由2. 制作に時間がかかるから
ホームページ制作は、慣れている人でもおいそれと簡単に制作できるものではありません。
- お客さまとの打ち合わせ
- ページ構成の検討
- ラフデザインの作成
- ホームページ構築
- エラーチェック
細かく分ければ、もっとやることはたくさんあります。
ホームページ1つを作成するだけでも、長い制作時間がかかってしまうので、時間がかかればかかる分だけ、制作費は高くなってしまうでしょう。
理由3. 制作方法によってはたくさんの人が関わる
Web制作会社のように、1つのホームページに対してたくさんの人が関わるようであれば、その分だけ人件費も上乗せされてしまいます。
もちろんたくさんの人が関わってくれるので、クオリティは上がりますが、制作費用も上がってしまいます。
人の手がかかる分だけ、人の数が増える分だけ、費用は高額になってしまうでしょう。
ホームページ制作にはどんな費用がかかっているのか?
ホームページ制作が高額になりやすいということを認識してもらえたところで、実際にどのような費用がかかっているのか細かく紹介していきます。
人件費
ホームページを制作する人のお給料です。
人の手を使いホームページを制作するので、人件費が必要になります。
もちろん、最近ではAIを使ってホームページを制作するサービスもありますが、それはテンプレートのようなホームページを作るものと変わりありません。
独自のサービスや事業を紹介するのであれば、人の手でホームページを制作し、カスタマイズしていく必要があります。
ドメイン・サーバー費用
ホームページはインターネット上に公開するものですが、無料で利用できるものはかなりの制限があります。
- 自分の好きなURLを決められない
- カスタマイズできない
- 広告が入ってしまう
- 企業ロゴを消せない
といった制限があります。
それをなくすために、サーバーをレンタルして好きなドメインを取得します。
一般的なレンタルサーバーであれば、ドメインもセットで月々数千円で利用できるでしょう。
デザイン費用
ホームページ制作費として含まれている場合もありますが、ホームページのレイアウトなどをデザインする費用です。
画像やテキストの配置、色の配色などを意識してホームページのデザインを制作します。
細部にまでこだわるデザインや、アニメーションなどの動きをつける場合はデザイン費用は高額になりがちです。
コーディング費用
こちらもデザイン費用と同様にホームページ制作費として含まれる場合もあります。
コーディング費用は、実際にホームページを制作する費用です。
HTMLやCSSなどのプログラミングを使いながら制作する場合もあれば、WordPressなどのノーコードで制作する場合もあります。
しかし、ノーコードのWordPressといっても細かいカスタマイズを行いますので、結局のところHTML/CSSのプログラミングスキルを活用しながら制作していきます。
テーマ費用
WordPressなどのノーコード制作で必要になる場合もあるテーマ費用です。
ノーコード制作は、ベースとなるテーマを使いながらカスタマイズしていく制作方法です。
そのため、よりクオリティの高いホームページを制作したいのであれば、有料のハイクオリティのテーマをベースにしていくと、クオリティもその分上がっていくでしょう。
もちろん無料のテーマでもカスタマイズ次第では十分にクオリティを上げることは可能ですが、制作者の腕次第ということになりますので、よく見極めるようにしてください。
SEO対策・MEO対策費用
Googleなどの検索フォームや、Google MAPなどのマップ検索で上位に表示させるような専門的な対策のことをSEO対策・MEO対策といいます。
ホームページに特別な設定を行うものから、コンテンツを継続的に制作していくことで対策していく方法もあります。
管理費用
ホームページは作って終わりではありません。
日々のコンテンツ更新や細かい部分の更新が必要になります。
また、サーバーの管理やホームページのアップデートなど、ホームページのコアとなる部分の管理も必要です。
専門的な技術が必要になりますので、対応できる人にお願いしましょう。
ホームページの制作費用を下げるポイント
ホームページを制作するには、上記のようにさまざまな費用がかかります。
しかし、すべてを完璧に依頼するとかなり高額になってしまうでしょう。
ここでは、少しでも費用を下げられるようなポイントを紹介していきますので、求めるクオリティや予算を考えながら検討してください。
ページ数を少なくする
ホームページは基本的に複数のページで成り立っています。
- トップページ
- 企業情報
- 企業理念
- 事業内容
- お問い合わせ
といったものが基本的な構成になりますが、
- お知らせ
- コラム
- ブログ
- よくある質問
といったページも考えられるでしょう。
しかし、必ずしも全てのページが必要というわけではありません。
ページ数を少なくすれば、その分費用も抑えられるので、本当に必要なページを確認しましょう。
デザインをシンプルに
デザインを凝ったものにしたり、アニメーションなどの動きを加えたりすると、その分デザイン費がかかり、ホームページを制作するときも複雑になります。
もちろんクオリティは高くなりますが、費用も高くなってしまうでしょう。
シンプルなデザインでもおしゃれに見せることはできるので、企業イメージや事業内容に合わせてできるだけシンプルなデザインにすれば費用を抑えることが可能です。
納期を伸ばす
Web制作会社に依頼するときは難しいかもしれませんが、小規模の会社や個人にホームページ制作を依頼するとき、納期を気にせず伸ばすことで、少しだけ費用を抑えることができます。
ホームページを制作する人に、優先順位を下げて作業してもらいましょう。
その分、ホームページが完成するまでの期間は長くなってしまいますが、費用を下げることが可能です。
公開後の管理を自分で行う
ホームページを制作した後、細かい更新などを自分で行うようにすることで、更新・管理費を抑えることができます。
ある程度Webの知識がある方であれば問題ないでしょう。
しかし、その分更新の手間が出てきますし、何かあった際うまく対応できずに小さなトラブルが大きなトラブルになってしまう場合もあります。
結果的に大きな損害が出てきてしまう場合もあるので、公開後の管理を自分で行う際は注意しながら行いましょう。
それでも高いと感じるときは考え方を変える
「ホームページの制作費用が高いな」とそれでも感じた場合は、費用の考え方を少し変えてみましょう。
たとえば、ホームページの制作費用が60万円かかってしまうとします。
一見、60万円という価格は高いように見えますが、考え方を変えてみましょう。
数年スパンで考える
ホームページを制作したとしても、たった1年間で使わなくなってしまうことはないでしょう。
3年から5年、もしくはそれ以上ホームページを使い続けることになります。
今回は、3年間使うと想定すれば、ホームページの価格は1年あたり20万円という価格だと表すこともできます。
1か月あたりの費用で考える
年間の費用が算出できたところで、その費用をさらに1か月あたりの分割をしてみましょう。
ホームページの価格、1年あたり20万円を12か月で分割すると、1か月あたり約1.6万円です。
1か月あたり約1.6万円というのは現実的な数字ではないでしょうか。
確かに60万円のホームページと聞くと、高額だと感じてしまいますが、3年間で1か月あたりの費用に分割すれば毎月1.6万円です。
1か月あたり約1.6万円でしっかりとしたホームページを持つことができるので、考え方を少し変えてみましょう。
まとめ:ホームページの費用が高いと感じたら分割して考える
ここまでホームページの制作費について解説してきました。
ホームページにはさまざまな費用がかかり、どうしても高額になってしまいがちです。
まずは、ホームページの必要な機能を最低限なものにして、ページ構成を見直していきましょう。
そして、それでも高いと感じてしまったら、1か月あたりに分割して考えてみてください。
制作会社によっては、実際に分割支払いも可能です。
またクレジットカード会社によっては支払い方法を分割に設定することもできます。
確かに費用面だけ見れば、ホームページの制作費は高額と感じられてしまうかもしれません。
ですが、使用期間をイメージして分割して考えれば、比較的受け入れやすいかかなどをになりますので、考え方を変えてみましょう。
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